小樽ってこんなところ② 地形と観光スポット
小樽は南北に約20km、東西には約36km広がっており、総面積は約244平方メートルあります。
人口密度はそれほど高くありませんが、3方を山に囲まれているために宅地用の土地が少なく、山の斜面にまでも市街地が広がっています。そんな小樽ならではの地形が生んだ観光スポットや景色がたくさんありますので、まとめてご紹介します。
◆ ニセコ積丹小樽海岸国定公園
小樽は海に面しているため、海岸線が69kmもあり、その西端はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されています。
このエリアは「海食崖」で、波の浸食によって出来た断崖や奇岩が多く、近年話題の青の洞窟や窓岩、冬になると野生のトドが上陸することで知られている「トド岩」など、たくさんの見所があります。
このエリアには海の絶景を一望できる「祝津パノラマ展望台」があり、ここから右に日和山灯台や小樽市鰊御殿、おたる水族館、左には赤岩方面の荒々しい断崖絶壁を見渡せるほか、時間帯によっては船が頻繁に行き交う様子も見ることができます。
ここは夕日のビュースポットとしても有名で、大海原と夕日との美しいコントラストなども楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。
青の洞窟については、こちらで詳しくご紹介しています。
◆ シンボル・天狗山
小樽のほぼ中央にあり、小樽のシンボルとして市民に親しまれている標高532メートルの山です。
市内中心部であればだいたいどこからでも見ることができ、バスも通っているのでアクセスも悪くありません。
非常に観光資源に富んだ山で、夜景や雲海なども楽しめますので、ぜひ小樽観光のルートに加えてみてください。
天狗山については、こちらで詳しくご紹介しています。
◆ 坂の街
「地獄坂」や「励ましの坂」など面白い名前が付いているものや、映画のロケ地にもなった「薬師神社の坂」、港町らしい名前の「船見坂」、その坂の近くに住んでいた人から付けられた「外人坂」など、坂の名前の由来を紐解きながら坂道観光を楽しんでみるのもお勧めです。
小樽の坂については、こちらで詳しくご紹介しています。