堺町通り - 人気フォトスポット紹介
「堺町通り」と言えば、小樽運河に次ぐ小樽の人気観光スポットです。
小樽オルゴール堂前の5叉路「メルヘン交差点」から北のウォール街へ向かってのびる900m程の通りで、かつては国道として小樽の経済発展を支えていました。
(「メルヘン交差点」は愛称で、正式名称は「堺町交差点」です。)
明治~大正~昭和初期にかけ小樽のメインストリートとして栄え、歴史を感じさせる古い商家や洋館がたくさん建ち並んでいます。
クラシカルな洋館やレトロな和風家屋、石造りの歴史的建造物もあり、港町ならではの異国情緒あふれる街並みは見ているだけでも楽しくなります。
メルヘン交差点から北のウォール街へ向かってのびる約900mの通りには当時の面影を残したままの建物を再利用した店舗もあり、たくさんのお土産物店やグルメスポットがあり、いつも観光客で賑わっています。
今回は人気観光コース「堺町通り」を散策するときにオススメのフォトスポットをご紹介します。
※ご紹介する情報は令和6年08月2日現在のものです。
◆ メルヘン交差点のランドマーク①「蒸気時計」
◆ 小樽浪漫館
堺町通りには、小樽市の歴史的建造物に指定されている建物もあり、様々な用途に再利用されています。
例えば、明治41年(1908)に建築された「旧百十三銀行小樽支店」の建物は、現在ではアクセサリー&雑貨のお土産店『小樽浪漫館』となっています。
木骨石造りの2階建てで、屋根は瓦葺き。外壁は煉瓦タイルと窓や入口の柱の白い部分とが縦じまになっていて、少しカジュアルな見た目で写真映えします。
アンティークの家具が調和する店内はレトロな雰囲気が魅力的で、天然石のアクセサリーやガラス雑貨などの可愛らしい小物がたくさん。
店内同様アンティークの家具を使用したカフェも併設されており、どこか懐かしい空間でひと時を過ごすことが出来ます。
◆ 小樽出世前広場
◆ 風鈴トンネル(夏季限定)
夏季になると小樽のガラス作家が制作した風鈴がメルヘン交差点を中心に堺町通り一帯を彩ります。
例年開催される「小樽堺町ゆかた風鈴祭り」では期間中は堺町通りを交通止めがされ「風鈴ロード」へと姿を変え、歩行者天国のトンネルには約1,000個もの風鈴が飾られます。
トンネル内はもちろん潜ることが出来ますので、涼しげな音色と色とりどりの風鈴に囲まれれば映えること間違いなしです。
また、堺町通りの街灯には、1本1本番号札のようなものが貼られています。
これは「街路灯番号」と呼ばれているもので、日銀通りを背にして、小樽運河ターミナル側の歩道に1番~35番、反対側の歩道に36番~70番の番号付き街路灯が設置されています。日銀通りから堺町通りを進んでゆくと「メルヘン交差点」に突き当たるのですが、ここが街路灯の終点にもなっており、両サイドに35番と70番の街路灯があります。
この街路灯番号は、観光でお越しのお客様にお店や施設をご案内する際に、「このお店は○番の電柱の近くです」とか「この建物は○番と○番の電柱の間にあります」など、目印として利用されています。
また、1本1本に矢印と共に「小樽運河○m」「メルヘン交差点○m」と書かれているので、初めて小樽にお越しになる方も、迷子になることなく安心して街歩きやショッピングが楽しめます。
この便利でおしゃれな街路灯番号を利用しならがら、歴史的建造物やレトロな和風家屋などが建ち並ぶ風景そのものがフォトスポットでもある「堺町通り」を探索し、ぜひお気に入りのフォトスポットを探してみてください。
他にもガラス細工やオルゴールのお店、海産物やスイーツのお店など外せないスポットが盛り沢山。詳しくは下記をご覧ください。